令和3年度　ものづくり補助金

皆様、こんにちは。M＆A、事業承継、フランチャイズ店舗（多店舗展開）、商品企画など、付加価値をあげ企業価値を高め、経営者の駆け込み寺的相談を承っております、埼玉県川口市在住の経営コンサルタント（中小企業診断士）の小原です。

9月30日（水）に経産省からやっと、令和3年度経済産業政策の重点、概算要求・税制改正要望について発表がありありました。

これを見ると、どうも令和3年度も「ものづくり補助金」「小規模事業者持続化補助金」「事業承継補助金」は引き続き募集するようです。

この予算は、令和元年度補正予算「中小企業生産性革命推進事業（中小寄稿運営費交付金）で3600億円計上されたものを使う感じです。

また、「事業承継補助金」も事業承継・経営資源の集約化・再生等の新陳代謝の促進の「事業承継・世代交代集中支援事業に27億円、程度予算がついています。

その他、省エネ補助金も、脱炭素化に向けたエネルギー転換のところに、先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金に484.5億円と記載があります。

菅総理になり、どうなるかと少し肝を冷やした方も多かったかと思いますが、まずは一安心というところでしょうか。ただ、事業承継は、どうも生き残るための戦略ではなく、淘汰させる戦略になっている感じは否めません。つまり、中小企業数を減らして競争力をつけていこうとの考えがあるかと思いますが、こんな競争に巻き込まれたら、お金のない企業、売り上げの厳しい企業は、このコロナ禍のなか、立ち行かなくなり、せっかく技術があり高値がつく可能性があっても、足元を見られ買い叩かれるなど、なんとも心配な状況と考えています。