R2年度3次補正予算案・令和3年度当初予算 M&A 事業承継他

皆様、こんにちは。M&A、事業承継、フランチャイズ店舗(多店舗展開)、商品企画など、付加価値をあげ企業価値を高め、経営者の駆け込み寺的相談を承っております、埼玉県川口市在住の経営コンサルタント(中小企業診断士)の小原です。

先日経済産業省から令和2年度3次補正予算案のオンライン説明会が開催されました。今回はカーボンニュートラルに向けた予算がものすごくついていますが、「新たな日常」の先取りによる成長戦略~ウィズコロナ/ポストコロナ時代に求められる構造転換に向けた考えかたがベースにあります。

■ものづくり補助金

一般型、補助上限1000万円、補助率2/3で今年度(R1補正予算)に続き残っています。さらにR2年度第三次補正予算案額2300億円で、ものづくり補助金の低感染リスク型ビジネス枠が設けられています。補助率2/3、補助上限1000万円であり、2月19日の5次募集に公募要領があがるそうです!

■事業承継1 (事業承継・事業引き継ぎ推進事業)

R2年度第三次補正予算で、事業承継・事業引継ぎ事業が引き続きあります。いわゆる、事業承継・引継ぎ補助金で以下3つ。

・創業型 他の事業者が保有している経営資源を引き継いで創業した事業者支援 補助率2/3 補助上限400万円
・経営者交代型 親族内承継等により経営資源を引き継いだ事業者への支援 補助率2/3 補助上限400万円
・M&A型 M&A(株式譲渡、事業譲渡等)により経営資源を引き継いだ事業者への支援 補助率2/3 補助上限800万円
※廃業を伴う場合上乗せ額 200万円

そしてさらに
・事業引き継ぎ時の始業専門家の活用費用の補助
補助率2/3 補助上限400万円 売り手はのみ200万円

■事業承継2 (事業承継・世代交代集中支援事業(新規))

事業承継・引継ぎ後の設備投資・販路開拓など新たな取り組みや廃業にかかわる費用、事業引継ぎ時の始業専門家の活動費用等を支援します。(約年間500社が目標)

・経営者交代型 親族内承継等により経営資源を引き継いだ事業者への支援 補助率1/2 補助上限250万円
・M&A型 M&A(株式譲渡、事業譲渡)により経営資源を引き継いだ事業者への支援 補助率1/2 補助上限500万円
※廃業を伴う場合上乗せ額 200万円

そしてさらに事業引き継ぎ時の士業専門家の活用費用の補助
・専門家活用型 補助率1/2  補助上限250万円

このほか、IT補助金や小規模事業者持続化補助金もあります。

資料に目を通すと、いわゆる普通の中小企業にとっては、「IT」「省エネ」「M&A(事業承継)」が中心となると考えています。

緊急事態宣言が延長され、益々中小企業の事業者は経営が大変になっています。政府の融資も積極的に今回の予算に中にも盛り込まれ、コロナ禍による新しい社会へにも予算をつけてきています。コロナ禍で廃業するのではなく上手に引き継ぐため専門家を使う費用負担補助もあります。

ご不明な点等ある場合は遠慮なくお問い合わせください。

それではコロナウィルスに負けずに!皆で上手に補助金使い乗り切りましょう!

 

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