事業再構築補助金 2次募集終了
皆様、こんにちは。M&A、事業承継、フランチャイズ店舗(多店舗展開)、商品企画、補助金、融資など付加価値をあげ企業価値を高める相談を承っております、埼玉県川口市在住の経営コンサルタント(中小企業診断士)の小原です。中小企業での今年の一番の話題は何と言っても事業再構築補助金ではないでしょうか。コロナ禍に於いていかにして事業を成立させていくか、国として、考えた結果がこの補助金です。勿論今まで通りにものづくり補助金は残っていますから、別建てで考えてもらっていい補助金です。今年度はとにかくこの関連の問い合わせが大変多く、関心の高さがわかります。小規模事業者から中堅企業まで、ほんとに幅広い事業者からの問い合わせが舞い込んできています。
事業再構築補助金2次募集の応募レベル
本当にこれでいいのか?言われればそんなことはないはずです。国は中小企業を助けるためにこの補助金を出してきたわけですから、もっともっと採択してほしいものですよね。
さて、このようなことを踏まえて2次応募でのレベルはどうなるのか?私なりに推理してみます。
第二回の応募者レベルは上がるに違いない!
書き直せる自信のある方は良いですが、そうでない方にとっては、ハードルが高すぎると思われていると推察しています。別の理由としては、やはり相談に来られた方で、しっかり計画書を書かれている方は、ほぼ皆無であり、しかもレベル的にはかなり厳しいのが現実でした。修正時間をかけられた人と、もともと「書く」ポテンシャルをお持ちの方は、最後は、それなりにしっかり書くことができたと思われます。とにかく、時間がないとできませんん。時間がない人は、従業員に手伝ってもらうなどしてなんとか期日までもクリアーする手立てをしています。
事業再構築補助金2次の応募者数はどれくらいになるか
既に、2次募集は終了しましたが、3次募集にトライされるのであれば、今から準備を進めることで経済産業省が求めるレベルにまで計画書をブラッシュアップすることは十分に可能かと思います。ただし、ご自身でやるには限界がありますから、専門家のアドバイスをもらうことは必須ではないでしょうか。少し費用は掛かるかと思いますが、リターンを考えれば十二分なアドバイスがもらえるはずです。
2次募集の補助金採択率はどれくらいになるか
今回の2次募集の予測からすれば、恐らく今回の採択率は高めであると見込んでいます。1回当たりの予算が、2000億円~2500億円を消化する前提としらたの話ですが、応募者数自体が減少することで、採択される数が増えるのではないでしょうか。ただし、すこし怖いのは、行政レビューの中でレベルに達していないものに予算を付ける気はないような発言もあり、予算を使いきらない前提となると、1次と同じように厳しい採択率になってしまう可能性もないわけではありません。要は、採択率に左右されないしっかりとした計画書を書くことが求めれたいるわけで、それをクリアーできていれば、どれほど応募が増えようとも、対抗できるのではないでしょうか。
ポイントは
1.シンプルに書く
2.専門用語はできるだけ避ける
3.首尾一貫(理路整然)している
4.再構築が必要な理由が明確(ただ設備が欲しいとかでない)
5.マーケットデータ(売れる根拠)が明確である
このようなことを押さえれば、採択率は確実アップするはずです。