事業承継でつい忘れていること

皆様、こんにちは。M＆A、事業承継、フランチャイズ店舗（多店舗展開）、商品企画など、付加価値をあげ企業価値を高め、経営者の駆け込み寺的相談を承っております、埼玉県川口市在住の経営コンサルタント（中小企業診断士）の小原です。

先日、とある企業様に伺ったときの話です。その方は飲食業を営んでおり、地域では30年以上続く素敵なお店でした。カウンターもあり、座敷もあり、多くのお客様を迎えることができる広さもあります。しかし、年齢的に高齢になったこともあり、この広さを維持することが重荷にもなっているとのことでした。

特に、問題なのは後継者（ご子息は存在）がいないことと、一緒にやっている調理師も高齢であり、そろそろ引退してしまうことです。オーナーも調理はできますが、メインはこの調理師であり、もし辞めてしまうと、その段階で事業そのものの存続に関わるということです。

ここで学ぶべきことは、M＆A、事業承継する際に、メインのノウハウを誰が、何を持っているのか？そして、そのノウハウは引き継か可能なのか？ということです。

M＆A、事業承継するさいは、金額面のことだけでなく、このような目に見えにく部分にもしっかり切り込んで調べ、突き詰めることです。

皆さんも是非忘れずにチェックしてみてください。